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ともえもん（@no-kuma-no-life)です。
いよいよ、今年も残りわずか。あっという間に時をかけた1年だったかなと思います。
そんなあっという間に時をかけた2020年、ドイツの知る人ぞ知る静かな保養地、そしてハゲ丸のおじいちゃんのふるさとである、「エーバーバッハ(Eberbach am Necker)」についてご紹介したいと思います。
目次
ネッカー川岸の静かな保養地【エーバーバッハ】
いくつかガイドブックを読みましたが、ここエーバーバッハが載っているガイドブックは数冊で、しかも小さな紹介のみでした。
ちなみに、ドイツ語だと、Eber(エーバー）＝イノシシ、Bach（バッハ）＝川、小川 と翻訳されるそうです。
むかーし、トリビアのなんとかっていう番組で「音楽家・バッハは、実は小川さん」という都市伝説的なことが取り上げられていたけど、よくよく調べると語源が違うらしいな。笑
でもこうやって、言葉って覚えていくんだよね。語呂合わせとか、言葉に絡めるって大事！笑
そんな子どもの頃の思い出に浸り、素敵な街を見つけられ、しかも！ハゲ丸おじいちゃんのふるさとだったなんて何か縁を感じます。
ネッカー川沿いの街並みや山々の絶景が楽しめる！
ドイツRE快速でハイデルベルグから約25分。古い木組みの家や塔が残る静かな街です。ここエーバーバッハは多くの木組みの家が残っており、そのような街は第二次世界大戦の戦火を逃れた古都として知られています。
中世の街並みを色濃く残した、貴族の舞踏会など中世ヨーロッパに興味ある人には、とてもワクワクする街ではないでしょうか。
中世の防衛施設【プルファー塔】
旧市街には、中世の防衛施設として建てられた塔が4つあるそうです。その中で川沿いにある特徴的な塔、「プルファー塔（火薬塔）」があります。
火薬庫なら、よく聞くけど、火薬塔ってなんだそりゃと突っ込みたくなりますが・・・笑
レンガを積み上げて、13世紀に建設された中世市街の防衛施設だったそうです。市街の側には、大砲も置かれたままで当時の様子が覗けそうなエリアとなっています。
街のシンボル！【イノシシの泉】
街の名前にあるように「エーバーバッハ＝イノシシの小川」と言われるだけあって、街中にはイノシシの像があちこちにあります。
プルファー塔の足元では、水を飲みにきたような子イノシシの像達を見ることができます。
実際のイノシシを見ると怖いけど、こう見ると可愛いね。愛くるしい子達です。
ハイキングも楽しめる！【エーバーバッハ城趾】
ちょっとしたハイキング気分で市街地の裏山を登ると見えてくる、「エーバーバッハ城趾（Ruine der Burg Eberbach）」
1403年にはすでに破壊されており、緑のあふれる中に積み上げられた苔の生えた石や煉瓦の土台が、廃墟となって残されています。ドラクエに出てきそうな感じのお城と思ったのは内緒。笑
1400年といえば、14世紀末から15世紀初頭のころ。今は2020年であるため、約620年前に造られた建造物。とても感慨深いです。
当時はこんな木の橋がかかっていたかわからないけど、この橋を渡るとエーバーバッハ城があって、たくさんの兵士がこの橋を渡らせるか！と、戦い抜いたことが想像できます。
自分の城や国を守る、命を懸けてでも守るという中世兵士のかっこいい生き様を感じられる場所になっています。
日本に残る城や、ドイツの城などいくつか巡りいつも思うこと。それは当時、たくさんの兵士はここで家族、名誉、土地、などそれぞれの思いを抱え戦って、
戦いに勝つ者、負ける者がいて、それを束ねる将軍、王様がいて、歴史が大きく動いた場所なんだと心の底から思い、心が揺さぶられる。当時、この場所で戦いがなければ、また別の世界に変わっていたのかなあと、ロマンを感じます。笑
そしてもう一つ思うこと。世界史苦手だったけど、ちゃんと勉強してから来ればよかったと後悔する。笑
おまけ【絶景とおもしろ岩】
エーバーバッハには、街全体にあるイノシシ像や防衛施設である塔など魅力がたっくさーんあります。その中でも。私がおすすめしたいのは、この二つ！
きっと、この岩にも名前が付いてて、観光名所の一つなのかもしれないのですが、どうにも調べても出て来ず申し訳ありません。
「あーーーーーーーーーー！」と大きな声を出していそうな、横顔に見えます。笑
続いては、こちら。
先にお伝えしますが、この画像は加工はしていません。
夕日に照らされた、ノスタルジックな街並みがとても美しいです。こんな景色を見ながら、あの穏やかなハゲ丸おじいちゃんが育ったのかと思うと、魅力たくさんな街なんだと再確認しました。景色も良いけど、空気が美味しいですよ。
最後に
エーバーバッハは、有名観光地ではありませんが、なんだかどこか懐かしく感じる街だと思います。
コロナが落ち着き、自由に海外旅行へ行けるようになったら、ぜひドイツ「エーバーバッハ」まで行ってみてください。
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