外国人夫、ハゲ丸と出会ってから本当にたくさんの経験をさせてもらっています。
まだまだ日本のルールや、文化に慣れないハゲ丸と一緒に成長していく気持ちで私も日々生活しています。
そんなジャパンクエストを送っているハゲ丸くんに悲劇が訪れました。それは、「背中の痛み」😱 筋肉の痛みのようなので、近所の整形外科に行くことにしました。
この病院受診のときに、ハゲ丸も、私も不安いっぱいで行ったので、今後どなたかの力になれるように「外国人パートナーの病院探しのポイント」をまとめてみました。
目次
日本在住の外国人にあった病院探しのポイント2選
日本にはたくさんの病院があるので、特に選ばなければどこでも受診できます。でも移住したてとか、来日して初めて病院に行くときはとても不安になると思います。ここでは、外国籍の方が病院受診する際のおすすめを紹介します。
ベテランのお医者さんは英語やドイツ語がわかる人が多い
私は、ドイツ出身の方と国際結婚をしていますが、英語、ドイツ語は恥ずかしながら話せません😅
スマホに翻訳アプリを入れて、ハゲ丸の付き添いに行きましたが、行った先のお医者さんは「ラテン語」と「ドイツ語」を勉強したお医者さんだったんです。
そのおかげで、ハゲ丸、お医者さんでドイツ語や、ラテン語、ハゲ丸のわかる日本語を使って診察が進みました。
こんな優しいお医者さんがこの世に存在することに感動しました。笑
ここで豆知識ですが、世界の医学分野で、英語が共通語として採用されたのは19世紀中頃かららしく、まだまだ歴史は浅いんです。中世から19世紀初期にかけては、ラテン語に加えて英語が流入してきました。
それ以前は、ラテン語とギリシャ語が医学用語として主に用いられてきたそうです。
今の、医療業界の世界共通語が英語になっているとはいえ、ラテン語が絶滅したわけではありません。
日本の外科用語は実はドイツ語がまだ多く残っていて、、解剖学用語はラテン語が使用されているんだそうです。
医療英語のほとんどがラテン語や、ギリシャ語がルーツの単語なんだそうです。
まあ、びっくりですが、私も仕事中「ツッカー」とか「ワッサー」とか使っているので、無意識にドイツ語を使っていたんだと今更ながら思いました。笑
大きめの病院を選ぶ
語学の自信がない場合は、ちょいと大変ですが大きめの病院や大きな街の病院を選んで受診することをお勧めします。なぜかというと、英語などネイティブレベルではないけど、多言語を話せるスタッフがいる可能性が高いからです。
私の勤めている病院のお医者さんは、中国語や英語、ドイツ語を操る方がいらっしゃったり、技能実習生として来日していたベトナムのスタッフもいました。
そのおかげか、田舎寄りの中規模病院であるけど、多国籍の患者さんが多かったです。
日本語に自信がなくても病院へ行く
日本語は難しいけれど、日本の医療は他の外国に比べたら受診しやすいそうです。勇気を出して病院受診してみましょう。
看護師など医療スタッフはコミュニケーションの達人
「え、それ本当?ww」と思う方いらっしゃるかもしれません。笑
大変申し訳ないのですが、今だけ目をつぶってください。笑
看護師をしているので、その目線でしか言えませんが「コミュニケーション実習」というものがどの看護学校でも取り入れられていると思います。
その名の通り、コミュニケーションを学ぶ実習なんです。病院には、脳疾患や、認知症などで、コミュニケーションをとることが難しい方がたくさんいらっしゃいます。
ケアを行うときには絶対にコミュニケーションは必要なので、あの手この手で取り組みます。その延長で言葉が通じないなんてことは置いといて、翻訳機を使ったり、英語などの医療系パンフレットを作ったり、試行錯誤します。
全ては患者さんが困らないようにするために。
なので、最初の病院の門戸をくぐるのは勇気がとてもいりますが、どうぞ受診にいらしてくださいね。
医療系翻訳スタッフを雇う
お金に余裕がある場合、そして大きな病気が発覚してしまい、より詳細に説明を聞きたい方へお勧めします。医療用語は難しいし、意味がわからないものが多いと思います。不安ですよね・・・。
そんな時は、医療専門の翻訳スタッフがいらっしゃるので、ぜひご相談してみてください。ググったら、こちらのサイトさんがでてきたので、掲載させていただきます。参考にしてみてください。
受診した時に必ずお医者さんに伝えてほしいこと2つ
パートナーの体格がよい時は薬の量の調整をする
病院にかかる時はほとんどの場合、薬を処方されると思います。その際、お医者さんも配慮してくれると思いますが日本人の標準体型にあった薬を出してくれます。
実際にハゲ丸も最初の受診は日本人の標準体型に合わせた処方量でした。薬を決められた通りに飲んだけど、予想通り症状はあまり軽減しない・・・😅
そのため2回目の受診時に「薬が効かなかった」と伝えたらお医者さんも「やはり、そうですよね」というお返事で、少し強めのお薬を処方してくださいました。
症状が軽減しない時は、病状が悪化しているか、薬が合ってないことがあるので、再度お医者さんのところへ行ってみてください。その時の症状や薬が体に合ってないことを必ず伝えて、治療内容の確認をすることをおすすめします。
薬剤のアレルギーや今までかかった病気について伝える
初診の時に問診票を書くと思うので、そこで必ず今までかかった病気や、薬のアレルギーについても必ず伝えてください。お医者さんは英語でも医学を勉強しているので、英語で言っても調べてくれたり、寄り添ってくれると思います。
まとめ
日本に慣れてきて、ほっと緊張が溶けてきた頃に病気や怪我になりやすいものです。日本の病院は予約制でなければ、初診でもすぐに診察してくれるので我慢せずにパートナーへ相談してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!みなさんにとって良い情報になりますように😄
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