ドイツの南西部ラインラント＝プファルツ州に属する街、シュパイヤー。この街は2000年の歴史を持つ古都。10世紀頃から交易と金融を主とし栄えた街と言われています。そんなドイツ、シュパイヤーが誇る「シュパイヤー大聖堂」についてご紹介したいと思います。
シュパイヤー大聖堂の何がすごい？
中世ドイツ、シュパイアーは神聖ローマ皇帝に直属する帝国都市として自治権を獲得していた
ロマネスク様式の宗教建築としては、世界最大級でその後の教会建築のお手本になった
正式名称：聖マリア・聖ステパノ大聖堂、しばしばシュパイアーの皇帝大聖堂（Kaiserdom zu Speyer）と呼ばれている
度重なる戦によって焼き払われるが、創建当時の様子に再建できたのが、1961年
1981年：世界文化遺産に登録
シュパイヤーへの行き方（フランクフルト空港→マナハイム→シュパイヤー）
フランクフルト中央駅、6番線から ICE 75 Basel SBBに乗りましょう！(ドイツでよく聞く、ICEです）
経由地、マンハイム中央駅（Mannheim Hauptbahnhof）へ。マンハイムに着いたら、Sバーン 3 に乗り換えシュパイヤーへ向かう！
フランクフルトから約1時間30分の道のりです
シュパイヤー駅→シュパイヤー大聖堂
駅から大聖堂までの道のりは、徒歩で17分、1.3kmの道のり
バスがありますが、私は断然、徒歩をオススメします！
駅の改札を出たら、直進し、右折、そして、そのまま道のりを進むだけで簡単。
ヨーロッパの街並みを感じられる建物が多く並んでいて、ワクワクすること間違いなし！
旧門アルトペェルテル
この門は、750年この街を見守り続けてくれています。
ぜひ、この門をくぐり天井を見てみてください。当時の様子を感じることができると思います。
マキシミリアン通り(Maximilians strasse)
大聖堂までカフェやレストランが立ち並んでいる
スーパーマーケット：REWEがあります！
お菓子や飲み物を調達できます。大聖堂まで、あともう少しです。
シュパイヤー大聖堂(Dom zu Speyer)
大聖堂の見所は、1階の長方形の平面を持つバシリカ様式の堂内です。一歩足を踏み入れると、荘厳な空気感を感じることができると思います。天井が高く、思わず見上げてしまうほどです。
有名な建築様式である、ゴシック様式やバロック様式など、より装飾的な建築様式が発展してくのはシュパイヤー大聖堂創建よりも後のことだそうです。
シュパイヤーは、中世と近代が入り混じった名所がたくさんあります。
ぜひ、一度遠出しシュパイヤーへ遊びにきてみてください。フランクフルトから日帰りで行ける、おすすめ観光スポットです。
