ドイツでの離婚は裁判必須!?国際離婚問題

こんにちは、ともえもん(@no-kuma-no-life)です。

さて、ここ最近ハッピーな投稿が続いていたので、今回はどすーんと重たいことを取り上げようと思います。

日本人同士でさえ、私の職場の離婚率は高い。笑 看護師さんや医療職は離婚率、未婚率が高いと言われています。夜勤中に浮気をされたり、ヒモ男になってしまったり、事情は色々。笑

そこで国際結婚したカップルの離婚事情はどうなのか、ハゲ丸からドイツの離婚事情を聞いたのでまとめてみました。

もちろん、実際に経験した訳ではなく、ハゲ丸から聞いた話なので参考程度にお読みいただけると嬉しいです。

国際結婚の離婚率が高い理由

 

天候が自分に合わない

日本は台風がきます。台風のこない年ってここ数十年ないんじゃないかと思います。

でもそのおかげで、四季を感じることができるのではないでしょうか。日本のように桜が咲き、舞い落ち、その葉っぱが緑になり・・・。秋は、赤や黄色、オレンジの葉っぱに変身を遂げる。冬は葉っぱが落ちる。

ハゲ丸がよく言ってるけど、赤やオレンジへ変化する紅葉は日本人以外から見ると特別らしいです。

地域によっては、雨が多かったり、曇り空が多かったり。日本の天気が恋してくて、パートナーと別れて日本へ帰ってくることがあるそうです。

文化や言葉が違う

日本や、相手の国の文化が好きなパートナー通しならお互いを尊重することができるかもしれません。でも移住した側へのストレスは少なからずあると思います。外国人と結婚すると、今まで生活してきて培った常識やルールを全て捨てて、生活していく必要があります。それに馴染めずに、壊れてしまうカップルがいるそうです。

物事をはっきり言う文化に馴染めない

日本は「察する」することが美徳とされる文化があります。長期に弥海外在住経験はありませんが、ハゲ丸の話やハゲ丸の友達に聞くとなんでも言いたいことを我慢せずに話している気がします。小学校のスポーツの授業の時は、それが顕著に出るようで「このバカー!!」などと言いながらゲームをするとか、しないとか・・・笑

それに馴染めないと、心が痛くなってしまうかもしれません。

子育ての方法が違う

国が違うと子育てに対する価値観が全く異なるケースがよくあります。どうしても譲れない部分が出てくると、離婚に至るケースがあるそうです。

ドイツでの離婚事情

トモエモン
ドイツで離婚するのは、ちょーーーー大変らしいです・・・。

婚前契約を結ばずに離婚したらどうなるの?inドイツ

離婚原因関係なく、財産は分割、収入の多い方が少ない方に生活補助を支払う義務がある!

トモエモン
浮気、不倫などされても、適応されてしまうそうです!!!

絶対嫌だなぁ。私だったら、パートナーに不倫されたら社会的制裁を加えたい。笑

そして、一番揉めるのは、「財産分与」だそうです。それは、日本と同じだなぁと実感。笑

ドイツは日本とは違い、離婚届を市区町村役場に提出するだけでは離婚できず、成立させるには様々な手順を踏まないといけないそうです。今回は、合意離婚(お互いが離婚に付いて納得している離婚のこと)についてご紹介したいと思います。

離婚の条件

1年間の別居生活を送る

「別居」とは、別々の住居に住むことだけでなく、同じ住居内で生活する部屋(寝室も含む)を別々にして、生活費や銀行口座を分けるなど、完全な「家庭内別居」状態のことも指します。

弁護士を立てる

離婚申請は、弁護士を通して行わなければならない。

2人が離婚に同意している。財産分与や離婚後の子どもの養育に関してなど、懸案事項が特にない場合は共同の弁護士1人でも良いが、そうでない場合は夫婦ぞれぞれが弁護士を立てることが望ましいそうです。

トモエモン
ここで日本と違うのは、弁護士を必ず立てなければならないと言うこと。

 

婚前契約書を作成する

ヨーロッパでも離婚制度が複雑なドイツでは少しずつ増加しているそうです。

こちらも、ハゲ丸から聞いたのでご紹介します。アメリカや、フランスでは市民権を得ている契約だそうです。これは日本でも当たり前のように行われると、もしもの離婚の時に泥沼離婚にしないんだろうなと思いました。

婚前契約書の内容の例

 

  • 結婚するにあたり、二人で揃えたもの(家具、電化製品、家、お金など)をどのように分配するかを決める。(ドイツでも、結婚後に揃えた持ち物やお金は全て、共有財産と見なされるそうです。)
  • 親権はどうするのか(ペットの引き取りまで)
  • 浮気をした際の制裁
  • 離婚後の慰謝料

ハゲ丸の周りで離婚問題が勃発した際に、財産についてもめにもめ、仲違いが起きてしまったそうです。結婚前にこのような話をすることは、とても悲しいけど、もしもって時は揉めて感情的になってしまい、話し合いにならないことが多いため、事前に話し合いをする文化は良いと思いました。

親権はどうなるの?

ドイツにおいては、どこに住むのが適切であるか、けがや病気の際の対処をどうするかなど、子どものいろいろを決める際に適応される親権については、子どもが18歳になるまでは離婚しても通常は両親が同時に持つことになるそうです。

合意の上でどちらか一方に決めることも可能だそうです。

面会権、つまり子どもに会う権利も、離婚と同時に両親が持つことになり、合う時間やペースなどを2人で決めます。どちらの親と一緒に住むかについて合意が形成されない場合は、裁判内で子どものための弁護士と青年局という部署が加わって子どもの意見を聞き、その上で裁判官が決定します。

養育費については、支払う義務を持つ人が離婚後、外国に住む場合などは前払いも可能だそうです。養育費の前払いって、取りっぱぐれがないため合理的です。ここが、ドイツの特徴かもしれません。

だいたい、親権は「女性」にわたることが多く、男性は養育費を支払うパターンが多いそうです。

ドイツで離婚を決意した場合はどちらの国の法律が適応される?

夫婦間で国籍が異なる場合は、婚姻関係を結んだ場所に関係なく基本的には最後に一緒に住んだ場所が問題となり、ドイツであればドイツの法律が適用されます。

トモエモン
そしたら、日本だったら、日本のルールだね!

 

まとめ

お互いが生涯添い遂げると決意をし、結婚をするため、正直なところ離婚は寂しい。ですが国際結婚をきっかけに、パートナーの住む国の離婚事情を知ることでき良い機会となりました。

それぞれの人生だから、QOLを落とさないためにも事情によっては離婚も良い選択なのかとも思いました。でも子どもができたら、子どもにとって一番良い選択をすることも必要です。

 

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