お姑さんがドイツ人でよかったと思うこと

こんにちは、ともえもん(@no-kuma-no-life)です。

結婚とは、「相手方の家族とも結婚する」と聞いたことがあります。

そしていつの時代も義理の親、義理の姉妹や兄弟・・・特に姑には気を遣うものです。

「外国にも、お姑さん問題ってあるのかな?」よくこんな質問を受けます。ハゲ丸が実家に住んでいた際は、会いに行くたびハゲ丸のご実家に泊まらせてもらっていました。その回数、約1週間×複数(笑)

「国際結婚は大変!」とよく言われますが、確かにそれは事実。友達のお姑さん問題の話を聞くと、「逆にお姑さんが外国人でよかったかも」と思うことも多々あります。

私の体験談から「お姑さんがドイツ人(ヨーロッパ人)でよかったと思うこと」をご紹介したいと思います。

「嫁」として期待されることがほとんどない

これはとても心が軽くなる。(笑)

「私がドイツ語話せないからなのか?」「ハゲ丸ママがドイツ語が話せない私とコミュニケーションを取ることが面倒だからなのか?」とネガティブなことを考えてしまいますが、そうでもなさそう・・・(笑)

日本のしきたりのようになってしまっている、親戚の集まりなどでお茶を淹れたり、食事を用意したりするといった「日本の嫁」にありがちな役割を期待されることが、今のところほとんどない。

もしかしたら、ハゲ丸ママが「自分でやりたい」と思っている方なのかもしれないけど、日本ほどお姑さんからのプレッシャーを感じることは今のところありません。

これからも、こんな関係性を維持したいものです。(笑)

たくさんお料理のおすそ分けをいただける

決してご飯を催促している訳ではありません。(笑)

ドイツの多くの家庭はお昼に大量のご飯を作って、夜にまわすという慣習があります。その関係なのか、なんなのか、ハゲ丸ママが週に2〜3回は大量のご飯を持ってハゲ丸の家へ届けてくれました。ロールキャベツならぬ、牛肉ロールや、フルーツサラダ、卵パスタなどなど。短期間のドイツ滞在だけでも、何種類ものお料理のおすそ分けを頂きました。

ケーキ屋さんで働いていた経験をもつお義母さんはケーキ作りが天下一品!ドイツはオーブンが発達しているせいか、お菓子を手作りされる方が多く、友達のお家へ遊びに行く時などお菓子を持って出かけることが多いそう。

この1ホールのケーキの直径は、なんと30cmはあります!

何かあっても「ドイツと日本は文化がちがうから」と話が済む

日本人同士のカップルだと、やはり「嫁の振る舞い方」といったものを求められてしまう気がします。そもそも、「嫁の振る舞い方」ってなんだよと思いますが(笑)

結婚することによって自分の両親に加えて「もう一組の両親」が増えます。昔から、なぜだか嫁と姑はぶつかる話が多々聞かれます。それについて考えてみたけど、やはり「女同士」「お姑さんからしたら可愛い息子が嫁に取られてしまった」などなど、どうしてもお互いに「負けたくない」という気持ちが働いてしまうことが大きな理由であったりすると思います。

できるだけ、余計な争いはしたくない。そこで、自分たち夫婦が円満に過ごすためにも、お姑さんとの関係をうまく保ち、上手な距離を取ることが必須になります。いずれにしても、お姑さんとの関係を築くためには、夫の協力は不可欠!

ハゲ丸曰く、ハゲ丸ママはお世話好きなお母さんらしく「ハーロー!って毎日インターホン鳴らすかもしれない。」と言っていました。実際はそんなこともなく、適度な距離感で私たちを見守ってくれています。なので、特にハゲ丸ママと何か喧嘩のような、嫌な気持ちになるようなことは今のところありません。

そもそも、育った国、環境がちがうし、価値観もちがう。価値観がちがうのは当たり前。その国によってしつけの仕方も多少ならず違いはあると思います。やはりお互いの想いを大事にして、尊重しあうことが良好な関係性を作る第一歩なのだと思います。

結婚前から家族の一員として迎え入れてくれる

「お姑さんがドイツ人でよかったと思うこと」に入れて良いのか迷いましたが、入れることにしました。

日本では結婚あるいは正式に婚約をしていないと、家族や親戚に紹介しない風潮があると思います。ドイツは結婚している、していないに関わらず家族、親戚へ紹介し近しい関係になることが多々あります。

交際当初、ハゲ丸へ会うため初めてドイツへ行った時に、ハゲ丸パパの退職パーティーがあり、参加者として私の名前がリストアップされていました。そのパーティーはハゲ丸がこれから就職する場所であり、そこで「ハゲ丸のガールフレンド」と紹介がありました。日本だと職場の人に恋人を紹介するということは、将来を考えた相手でないと紹介しないと思います。

結婚していなくても、付き合ったばかりでも、家族以外へ紹介しオープンに受け入れてくれるのは日本と大きくちがうところだと思います。

まとめ

「嫁姑問題」というよりも、言葉や文化、考え方の違いからその溝を埋めきれずお姑さんとの関わりに悩むのだろうと思います。国際結婚には嫁姑問題はないはず!と期待して結婚すると、後で「こんなはずではなかった…」ともなりかねません。

国や個人差もありますが、多少なりとも嫁姑問題や義家族との問題はあるものだと思っておくのが無難だと思います。欧米諸国に住む場合は、難しいとは思いますが、日本人特有の遠慮は捨てて、『郷に入れば郷に従え』で、気に入らないことは義母にはっきり伝える努力も必要かも知れません。

 

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